©2018「焼肉ドラゴン」製作委員会
昭和45年、万国博覧会の開催された都市の大阪を舞台に、家族のきずなを描いた感動作・映画 『焼肉ドラゴン』。かつて演劇賞を総なめにした伝説の舞台の映画化でもある本作。
舞台演出と務めた、『血と骨』の脚本家などでも知られる鄭義信がメガホンを取り、真木よう子、井上真央、桜庭ななみ、大泉洋などの旬なキャストを迎え、いよいよ6月22日(金)に公開を迎えます。
公開を控えた6月7日(木)、映画の舞台でもあり、撮影も行った関西・大阪で舞台挨拶が実施されました。
会場を埋めた約300人の観客の拍手と歓声に迎えられ登場した映画『焼肉ドラゴン』に出演の真木よう子、井上真央、桜庭ななみの3人と鄭義信監督。この日は、真木は上品で大人の女性を思わせる黒のシフォンワンピース、井上は紺のシースルーのワンピースドレス、桜庭は肩がザックリと開いた黒のタイトワンピースで登場。劇中での衣装イメージとは異なる三姉妹の華麗で美しい姿に、地元関西のお客さまたちから思わず“綺麗やなぁ~!”との感嘆の声も漏れ、早くも盛り上がっていた。
いよいよ今月6月22日に公開を控えた本作。次女の梨花役を演じた井上からの「大阪の家族の物語なので、関西のみなさまに一番に観て頂きたい!と思っておりました。ただ…関西弁は大目に見て頂ければと思います(笑)」とのお茶目なコメントと共に舞台挨拶がスタートした。
冒頭の挨拶で井上が述べた様に、本作は舞台が関西という事で登場人物の全員が全編オール関西弁で役柄を熱演。やはり、関西弁のイントネーションには3人共に苦労したそう。
真木は「私は関西の友人が多いので、他のみんなよりは関西弁が出来るだろう!と思っていたんですけど…実際はその友達たちは兵庫の出身だったらしく(笑)“大阪弁の”のイントネーションとは少し違っていたみたいなんですよね。私的には“関西弁がちょっと出来る“というプライドがあったので、方言指導の先生とバチバチしてました(笑)」と会場の笑いを誘った。
井上も撮影を振り返り「一番と言っていい程大変でした!!」と当時の思いを吐露、そして桜庭は「そうなんですよね…関西の方々に沢山観て欲しいんですけど、関西の方々は関西弁を大切にされているので、ちょっとでも違っていたら私達も嫌だなと思っていたので…先生に沢山教えて頂きました!」とコメント。それを受け監督が「大泉さんは一人だけ”俺、出来てるよね~!“って感じでしたよね(笑)」と述べ、開場を盛り上げた。
本編についての質問もいくつか挙げられたが、劇中で印象的なシーンに関して「真木の演じる長女・静花が脚を洗うシーン」の話題に。「どんな気持ちで演じていたのですか?」とMCからの真面目に質問に真木は「どんな気持ちで?(笑)ネタバレにならない程度に言うと…割とキンキンまで攻めました。スカートを。R-18にならないように。」と冷静にたくし上げたスカートの丈について答え、これには会場も大爆笑。また、撮影を通じて家族のキャスト全員が“本当の家族のようになれた”という井上の発言を受け、MCから「もし本当の姉妹の様に三人で喧嘩が勃発したら、誰が勝ちますか?」との質問が挙げられると、すかさず井上と桜庭が「そりゃぁ、姉さんじゃないですか!(笑)」と声を揃えて即答!これに真木は「いや…私全部許しちゃうと思う。(妹たちが)可愛いから!!」と笑顔で返し、三姉妹の仲の良さを感じさせた。
また舞台挨拶前に桜庭が「今日、実は甲子園球場で始球式に参加してました!」とのエピソードを挙げ、会場から驚きの声が上がる場面も見られた。MCから「桜庭の投球はツーバウンドでのストライクだった」そうですとお客様たちに結果を報告があると、桜庭は「失敗しました…」と悔しさを滲ませながらも、「私が映画で演じた役は関西弁や韓国語を話すので、撮影の前からみっちりレッスンと準備をして大変だったんですけど…今日は始球式が一番大変でした(笑)」と、一大イベントを終え安堵の表情を見せていた。
最後に真木は「『焼肉ドラゴン』というタイトルからは想像できない程、感動する作品に仕上がっています。“何この作品!むっちゃおもろいやん‼”と思って頂けましたら、是非関西から口コミをお願いします!」とナチュラルな関西弁で本作をアピール。「今日は来てくれてほんまにおおきに!また観てや‼」と最後に満面の笑みで残し、本作の舞台、関西のお客様たちの笑顔と拍手に見送られながら大阪舞台挨拶の会場を後にした。
『焼肉ドラゴン』公開中
たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる。
STAFF&CAST
監督・脚本:鄭義信
出演:真木よう子 井上真央 大泉洋
桜庭ななみ 大谷良平 ハン・ドンギュ イム・ヒチョル 大江晋平
配給:日宣
映画『焼肉ドラゴン』公式サイト
6月22日(金)より全国公開