12月31日(土)公開『ストーンウォール』ローランド・エメリッヒ監督が史実を基に描く、1960年代の若者たちの愛と反乱の物語

" STONEWALL " Photo by Philippe Bosse
© 2015 STONEWALL USA PRODUCTIONS, LLC

『ストーンウォール』12月31日(土)公開

INTRODUCTION
名もなき若者たちの“ありのまま生きたい”という叫びが、世界を変えた-
愛と苦悩に涙し、奇跡の瞬間に胸が熱くなる、感動の物語

現在のセクシュアル・マイノリティの社会運動の原点となった事件“ストーンウォ-ルの反乱”をベースに、ローランド・エメリッヒ監督が描き出す1960年代のN.Y.グリニッジ・ビレッジに集った若者たちの青春。存在すら法律で禁じられ、行き場のなかったゲイの若者たちの苦悩と恋、自由を求めるパワーと暴動が、力強い感動と共に描かれる。

《ストーンウォールの反乱》
1969年6月28日、N.Y.グリニッジ・ビレッジのバー「ストーンウォール・イン」で起きた暴動。当時のセクシュアル・マイノリティに対する、理不尽な法律や警察による不当な捜査に対して、初めて反乱を起こしたこの事件は、アメリカのマスコミでも連日大きく取り上げられ、事件の翌年、N.Y.で初のLGBTプライド・パレードが行われた。
2016年6月24日、オバマ大統領はLGBT権利運動の発祥となった「ストーンウォール・イン」とその周辺をナショナル・モニュメント=国定史跡に認定。LGBT関連の建造物が初めて国定史跡に指定された。

" STONEWALL " Photo by Philippe Bosse

STORY
インディアナ州から、N.Y.グリニッジ・ビレッジのクリストファー・ストリートへやってきたダニー(ジェレミー・アーヴァイン)。ゲイであることが発覚し、両親に見放され、恋人のジョーにも裏切られ、追われるように故郷を出た孤独なダニーを迎え入れたのは、この街で美しさを武器に体を売って暮らすゲイのギャングを率いるレイ(ジョニー・ボーシャン)だった。ダニーは彼らの部屋に住まわせてもらい、常に陽気に歌って踊りながらたくましく生きていく仲間を得て、この街で身を寄せ合い暮らす様々なゲイやレズビアン、ドラァグクイーンや、政治活動家トレバー(ジョナサン・リース・マイヤーズ)と出会う。しかし、一方で、セクシュアル・マイノリティに対する迫害と差別、警察の不当な捜査はますます激化。日常的に警察に理不尽に殴られ、客にはレイプされ暴行を受ける過酷な日々が、彼らの現実だった。そんなある日、彼らが常連として通うバー「ストーンウォール・イン」に再び警察の捜査が入り、ダニーやレイたちの怒りと不満が爆発。彼らに失うものはない。それまで警察に反抗することなく酷い扱いを受け入れるだけだったゲイたちが、初めて立ち上がり、そして石を投げた。それは歴史を変える暴動への始まりだったー。

" STONEWALL " Photo by Philippe Bosse

STAFF&CAST
監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ジョン・ロビン・ベイツ
出演:ジェレミー・アーヴァイン、ジョナサン・リース・マイヤーズ、ジョニー・ボーシャン、カール・グルスマン、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ジョーイ・キング、ロン・パールマン
配給:アット エンタテインメント
URL:映画『ストーンウォール』公式サイト
12月31日(土) シネ・リーブル梅田、以降 京都シネマ ほか全国順次公開