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『ギフト 僕がきみに残せるもの』8月19日(土)公開
INTRODUCTION
難病ALSを宣告された元NFL選手スティーヴ・グリーソンの“父と息子”の物語、
そして“家族”という大きな旅の物語
本作は、グリーソン自らが撮影した映像と、彼の旧友で介護者ともなったが2人の撮影者がグリーソン一家とともに暮らしながら撮影した映像からなる、パーソナルなビデオダイアリーから生まれた。グリーソンは彼が経験する旅、イベントから火をおこす方法、デートの仕方、残せるものをすべて、父親として我が子に残したかった。同時に彼は自身の父親とのぎくしゃくした関係についても修復しようとした。 この映画はいわゆる「難病ドキュメンタリー」ではない。誰もが共感できる父と子の物語、そして家族の物語である。そのパーソナルな映像は、前向きに病気に立ち向かう姿だけではなく、刻々と変化する病状に対する不安もあれば、看護に疲れた妻とのケンカもあり、生きることに絶望する日もある。しかし、きれいごとではなく、ありのままを見せ、ユーモアを忘れずに日々を乗り越えていく彼らの姿は何よりも大きな感動を観客にもたらすのだ。
STORY
アメリカン・フットボールの最高峰、NFL。ニューオーリンズ・セインツのスティーヴ・グリーソンは特別なヒーローだった。ハリケーン“カトリーナ”に襲われたニューオーリンズの災害後初の、市民が待ちに待ったホームゲームでチームを劇的な勝利に導いたからだ。
それから5年後。すでに選手生活を終えていたグリーソンは、病院で信じられない宣告を受ける。「あなたはALS(筋萎縮性側索硬化症)です」。そして、同じ頃、妻ミシェルの妊娠がわかった。初めて授かった子供。だが自分は、生きている間に、我が子に会うことができるのだろうか。生まれ来る子のために、自分は何が残せるのだろうか。グリーソンは決めた。まだ見ぬ子どもに贈るために、毎日、ビデオダイアリーを撮り続けると。
ALSとは
筋肉への伝達機能が徐々に失われ、歩行や会話や呼吸ができなくなる。認知能力は残り、患者はすべてを感じるが体を動かせない。診断後の平均余命はアメリカでは2~5年と言われている。
STAFF&CAST
監督:クレイ・トゥイール
出演:スティーヴ・グリーソン、ミシェル・ヴァリスコ、エディ・ヴェダー(パール・ジャム)、スコット・フジタほか
配給:トランスフォーマー
URL:映画『ギフト 僕がきみに残せるもの』公式サイト
8月19日(土)よりシネ・リーブル梅田、シネマート心斎橋、シネ・リーブル神戸
以降、京都シネマ にて順次公開