【舞台挨拶「さらば あぶない刑事」】タカとユージもこれで見納め!? チケット即完売!大阪のファン大熱狂!!!

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(左)舘ひろし、(右)柴田恭兵

1986年のテレビドラマ放映開始から30年。2005年の劇場版最新作から11年。
テレビドラマ累計話数77話、最高視聴率26%、そして、劇場映画総観客動員600万人超、総興行収入82億円突破――。
長年、愛され続け、そして数々の伝説を残してきた「あぶデカ」シリーズが、いよいよ今年、その復活とともに、最後を迎え、遂に1月30日(土)に公開を迎えたことを記念し、1月31日(日)に舘ひろし、柴田恭兵登壇による大阪での舞台挨拶を実施。
舞台挨拶のチケットが発売当日に即完売する中でチケットを手に入れた熱狂的なファンが集まった舞台挨拶は、大阪らしい雰囲気の中、「あぶデカ」のラストを飾るにふさわしい舞台挨拶となった。


舘「大阪の女性に恋をしたんです。大阪弁にやられちゃって…」
柴田「ダンディーレンジャーとセクシーレンジャーです。」

笑いあり、涙あり…。
     これが“あぶデカ”の関西最後の舞台挨拶!

本編の上映終了後、熱狂的な「あぶデカ」ファンで満席となった劇場内に、MCの呼び込みに合わせ、舘ひろしと柴田恭兵が登場すると、場内には割れんばかりの歓声が起こった。

初めの挨拶で、舘はシンプルに観客に感謝を気持ちを伝えるなか、柴田は「全国の映画館で満席の回が続出していて、特に北海道では、大いに盛り上がっていると聞きました。そこで、舘さんに北海道に行きますかと聞いたら、寒いから嫌じゃ、と(笑)。だから大阪では徹底的にやるぞ、ということで大阪にやってきました。」と話すと、客席は大盛り上がり。

MCから、いわゆる「あぶデカ世代」だけでなく、様々な世代、多くの人が鑑賞しているようだがと聞かれると、柴田は「見た人の90%が楽しかったと…、そして残りの10%が超楽しかったと言っていると聞いています。」と話し、さらに子供連れも多いということについて、舘が「あぶデカも遂にゴレンジャーを超えました(笑)。」と言うと、柴田は「ダンディーレンジャーと、セクシーレンジャーです。」と、二人の役の二つ名である“ダンディー鷹山”“セクシー大下”になぞって冗談を飛ばすなど、劇中さながらのアドリブを披露し、会場の笑いを誘った。

さらに、興奮のあまり大声で二人に呼びかける観客に対し、舘が「ちょっと静かにしてもらっていいですか?」と「あぶデカ」らしい軽快なツッコミを披露するなど、序盤から会場は大盛り上がり。

また、先日行われた道頓堀川でのイベントについて聞かれると、柴田は「あまりの熱気にテンションが上がってしまって、お調子者だと怒られました。」と告白。さらに、イベントで直に大阪のファンと触れ合ってみて、大阪の女性の印象は?と聞かれると、「舘さんは女性はもう…、国籍を問わずですから(笑)。」と柴田が舘をイジるシーンも。
一方で舘は、「僕はまだ10代のころ、大阪の女性に恋をしていたんです。大阪弁にやられちゃって…。結局振られたんですけどね(笑)。」と驚きの過去を暴露。さらにMCに好きな大阪弁を聞かれ、柴田が「すっきゃねん。」とつぶやくと、舘も「良いね!すっきゃねん!」と同調。それを聞いた客席の女性から「めっちゃすっきゃね~ん!」と黄色い声が飛ぶと、舘は「ありがとう、もう惚れそうだよ。」と照れ笑いを浮かべた。

舞台挨拶の終盤では、二人の提案でサプライズのじゃんけん大会を開催。舘とのじゃんけんに勝った観客にサイン入りポスターをプレゼントするイベントが行われた。柴田がMCになりきり、舘がじゃんけんをする様子は、まさに息がぴったりで「あぶデカ」の劇中のような掛け合いだった。

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そして、見事にじゃんけんに勝った観客には、二人から直接ポスターが手渡され、中にはハグをされた人や、嬉しさのあまり涙を浮かべる人の姿も。
その後、二人のたっての希望もあり、ポスターを勝ち取ったファンと並んで客席をバックにフォトセッションを行った。

舞台挨拶の最後には、二人はあらためて感謝を述べた。舘は「みなさんにこんなにもあぶない刑事が支持されているとは正直思っていなかった。この30年間にも及ぶ『あぶデカ』は僕にとっての代表作であり、柴田恭兵という俳優に出会えた、僕にとってはすごく意味のある作品でした。本当に今日はありがとうございました。」と述べると、柴田は、「30年間やってこれたのはファンの皆さんのおかげ。感謝しています。映画の二人はかっこよかったと、そして、実物はもっとかっこよかったと、TwitterとかLINEとか、僕たちは携帯電話を持ってないからよくわからないんですけど、周りのお友達に広めていただけると嬉しい。今日はありがとう!」と話し、“タカとユージの関西最後の舞台挨拶”は終了した。

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STORY

横浜港署捜査課刑事のタカこと鷹山敏樹(舘ひろし)とユージこと大下勇次(柴田恭兵)は、定年退職が5日後に迫っていた。横浜港署捜査課の課長となった町田透(仲村トオル)の「定年前は殉職率が高いので、センパイたちには無事に退職してほしいんですよ!」という心配をよそに、タカとユージは新興のヤクザ闘竜会の幹部である伊能を追ってブラックマーケットを襲撃したりとまだまだ暴れ放題!一方、今や神奈川県警重要物保管所所長の真山薫(浅野温子)は、IT企業の社長と「遂に結婚が決まったのよ!」と大はしゃぎしている。
そんな中、伊能が惨殺死体となって発見される。各国マフィアが入り乱れ、あらゆる非合法の物が売買される巨大なブラックマーケットを仕切っていた伊能が殺されたことで、マフィアたちの危うい均衡も崩れ始める。タカとユージが嗅ぎつけたのは、キョウイチ・ガルシア(吉川晃司)と彼が率いる中南米の犯罪組織BOB。そして、港署が横浜港で押収した危険ドラッグを奪い返すために、港署重要物保管庫をBOBが襲撃!一気に事件は拡大する。
それぞれの大切な存在を守り抜くため、タカとユージはかつてない凶悪な敵に命を賭して戦いを挑む決意を固める。
「長く居すぎたな・・・この街に」
「いつかは別れるときが来るさ・・・」
BOBと横浜中の犯罪組織を巻き込んで、刑事人生最後となる死闘に飛び込んでいくのだった。刑事としてのタイムリミットはあと1日、果たして二人は無事に退職の日を迎えることができるのか―。

監督:村川透
脚本:柏原寛司 
音楽:安部潤
出演:舘ひろし 柴田恭兵 浅野温子 仲村トオル/菜々緒 吉川晃司  
配給:東映
映画『さらば あぶない刑事』公式サイト
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