美容番長シルク姉さん、美容部員宇都宮まきが 『女が眠る時』を、そして自らが経験した狂った愛を、語る!!

『女が眠る時』ティーチイン試写会①

恋多き美魔女・シルク姉さんと宇都宮まきさん登壇

シルク「忽那汐里はセクシーライバル。」
宇都宮「汗で彼氏の携帯を水没させました…。」

2月13日(土)、『女が眠る時』女性招待ティーチイン試写会が実施された。

本編の上映終了後、シルクと宇都宮まきが登場すると、互いに「美容番長シルクです。」、「美容部員宇都宮まきです。」と抜群のコンビネーションで自己紹介、場内には拍手が起こった。

最初に、司会に映画の感想を聞かれると、シルクは、ヒロインの忽那の妖艶な演技に注目し、「忽那汐里ちゃんには(大人の)女性にはならないで、少女のままでいて欲しい。また一人セクシーライバルが増えたなぁ。」と闘争心に火をつけた。さらにシルクは、「たけしさんのニヤッて笑う感じが要所要所にでてきて背筋がぞっとするような感じがしました。」とビートたけしの怪演を絶賛した。宇都宮は「最後の結末をどういう風にとらえるのが正解なのか考えさせられました。男の子を10人くらい集めて『あなたはどう思った?』と聞いて、私と意見があった人と結婚したい。正解がわからないというか、何回も見たいと思う映画でした。」と、自身の結婚願望をアピールしつつ感想を述べた。

さらに、本作で描かれる“異常な愛”に関連して、異常な愛を感じた経験を聞かれると、両者ともに驚きの過去を暴露。
シルクは、「24歳年下の彼氏と付き合っていた時、しょっちゅう電話かかってきて、独占欲がすごかったのかな~って思います。」と話し、さらに、「あと、最初から実家に呼ぶ男は信用できないですね。」と今話題のあの人をチクリ。「20代の時に、お坊さんとお付き合いしたときに、実家に挨拶に行ったんですよ。そうしたら、お母さんが私の占いを始めて、『ごめんね~。うちの息子、あなたと結婚したら、40歳で死ぬわ』って。それで彼氏もそれを本気にしちゃって半年くらいで別れたんですよ。だから実家に誘う男はNGです。」と話し、場内の笑いを誘った。

一方、宇都宮は「逆に自分がおかしかったっていうのはあるんですけど…。相手の事を全部知りたいと思って、彼氏の携帯を見るのが癖になった時があって…。ある日携帯を見てたら彼が急に起きて、やばい!と思って、自分のひざの裏に携帯を挟んで隠したんですよ。そしたらあまりに焦ってたから、汗かきすぎて携帯が水没したんですよ。」と笑撃のエピソードを披露し、「この映画もそうだけど、アカンと思ったら、さらに知りたくなっちゃうみたいなかんじなんですよね。だからこの映画では、健二に共感しながら観ました。」と話した。

また、翌日にバレンタインデーを控えているということもあり、出演俳優の誰にチョコをあげたいかと聞かれると、シルクは、「新井浩文さんですね。独身だし、他に人に比べたらチョコもらってへんのかなって。だから覚えてもらえそう。」とガチ回答。一方で宇都宮は「私は西島さんですね~。肉体とか素晴らしいじゃないですか」と話すと、シルクが「素晴らしいけど競争率高いよ?既婚者だし!」と鋭くツッコむと「じゃああたしも新井さんで♥」と大阪らしい軽快な掛け合いを披露した。

今年のバレンタインデーに実際にチョコをあげるのかという質問には、シルクは「めっちゃ渡したよ。浅越ゴエからヤナギブソンから土肥ポン太から大木こだま師匠から…。義理っていうか介護チョコも入ってますけど(笑)。」と女子力の高さを見せつける一方、宇都宮は、「私は、めんどくさがり屋で、バレンタインデー当日に会った人だけにあげるって決めているです。だけど、明日はたまたま休みなんですよ。だから、家から一歩も出ないです!」とバレンタインデーのボイコットを宣言した。

観客からの質問を受けるコーナーでは、恋愛についての質問が飛んだ。「重すぎる彼氏にはどうしたらよいですか?」という質問に対し、シルクは、「どうしても駄目だったら別れなさい!」と一刀両断。美容番長だけでなく、恋愛番長としての実力も見せつけた。

イベントの最後には、シルクは「『女が眠る時』、画期的な映画だなと思いました。ミステリアスでもあるしなんだかちょっとノスタルジックでもあるし。女性もできたらこんな風に愛されたいなと思う瞬間もあるし、ちょっと怖いなと思う瞬間もあって…。映像も美しいですし、恋人と観るのはもちろん、親子で見るのも良いかと思います。是非ご覧ください。」とあいさつ。
宇都宮も、「この映画は、何回も見たくなる映画だと思いました。そして、『女が眠る時』ということで、自分の眠る時も美しくありたいと思いました。普段はよだれが出ちゃったりとか、半目で寝ちゃうとかありますので、寝てる時も綺麗だと思われるように頑張って自分を磨いていきたいと思いました。ありがとうございました!」と話し、イベントは終了した。

覗き見たのは、<狂気>か<愛>か。

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©2016 映画「女が眠る時」製作委員会
美しい海辺に佇むリゾートホテルに滞在していた小説家の健二は、処女作のヒット以来、良き題材に恵まれず自らの才能に苦悩していた。ある日彼はプールサイドで初老の男性・佐原と若く美しい女性・美樹という親子ほど年の離れたカップルを見かける。ほんの好奇心から始まった健二の「覗き」はやがて常軌を逸した行動へと変化していく――。

監督 :ウェイン・ワン
原作 :ハビエル・マリアス「女が眠る時」
脚本 :マイケル・K・レイ シンホ・リー 砂田麻美
出演 :ビートたけし 西島秀俊 忽那汐里
    小山田サユリ 新井浩文 渡辺真起子 / リリー・フランキー(特別出演)
配給 :東映
映画『女が眠る時』公式サイト
2016年2月27日(土)公開