【舞台挨拶「ひるね姫~知らないワタシの物語~」】「明かりがつくまで席を立たないで!」満島がエンドロールに隠された”もうひとつのドラマ”をアピール

OK蛻・19s
『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊S.A.C.』など、重厚な世界設定を構築しその中で人間ドラマを描いてきた神山健治監督初の劇場オリジナルアニメーション『ひるね姫~知らないワタシの物語~』。物語の主人公はいたって平凡な女子高生。特技といえばどこでも眠れることくらい。そんな彼女が、ある事件をきっかけに東京へ旅をすることに。大きな冒険の末に見つけた小さな真実とは・・・。今より少し先の未来を舞台に、夢と現実がスリリングにクロスするロードムービーが誕生しました。
 主人公ココネを演じるのは多くのドラマ、映画で注目を集める女優の高畑充希。そして、満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介といった実力派が勢ぞろい。さらに主人公は“夢”と“去った人への想い”を歌った名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」を森川ココネ(声=高畑充希)が歌っています。

映画の公開を記念して3月7日(火)、大阪の松下IMPホールにてモリオ役を演じた満島真之介さんと、神山健治監督が登壇しての舞台挨拶が実施されました。




会場に詰め掛けたたくさんのファンの歓声に包まれながら登場したモリオ役の満島真之介は、「久しぶりに大阪に上陸しました、大阪が大好きで、毎週毎週大阪に行きたいと思っています。食べ物はおいしいし、人との距離感が近くていいなと思います。今日は高畑さんの代わりにかわいいジョイ(※劇中キャラクターのぬいぐるみ)も連れてきましたので、男ばっかりでと思った方はジョイを見てください!」と語り、会場は和やかな雰囲気に。
また今回ココネとモモタローという、父と娘の関係を描いた理由について聞かれた監督は、「父と娘って一番摩擦が起きにくい関係だと思うんです。父と息子の関係はハリウッド映画とかでもよくある設定で、母と娘は友達か女同士になってしまう。そんな中で父と娘の関係性は、娘が年頃になるとお父さんのことが嫌いになってくるし、父親からすると年頃の娘にどうやって接していいか、わからなくなる。だから一番ドラマが生まれにくい関係性だけれど、でもその中にはいろんな思いがあるんではないかと思いました。」と自身の考えを語りました。
最後に作品について満島さんは「ジョイもがんばってま~~す!!」(ジョイを手に、ジョイのまねをしている)とお道化て照れつつ「全然ダメです!!(釘宮理恵演じる)本物の方が断然かわいいです!!」と突然のモノマネで会場を盛り上げたかと思えば、真剣な表情で「本当に昨今アニメの映画は世界に誇る素晴らしい作品がたくさんできていますが、また新たな金字塔ができたと思っています。そんな作品に参加できた喜びと幸せを毎日感じています。神山監督の頭の中で紡ぎだされた物語によって、愛するキャラクターたちが奮闘し、大活躍します !あまり頭で考えずに、素直に受け止めて観た方が楽しめる映画になっていると思います。エンドロールが終わって電気がつくまで絶対に帰らないでください。そこにはもう一つドラマが待っていますので。」と、エンドロールで描かれる“ある仕掛け”について熱く思いを語り、監督は、SF作家アーサー・C・クラークの名言を引き合いに出し、「”よくできた科学技術は魔法と見分けがつかない”という言葉があります。「ひるね姫」を作るときにほんわかしたあったかい家族のドラマを作ろうと思いつつ、実はその言葉も念頭に置きながら魔法って何かなとか、今の時代の技術は今の人たち(若い人たち)にどういう風に受け止められているだろうと考えながら作った作品です。もちろんあったかい家族のドラマもありますが女子高生の日常から始まり、スペクタクルに発展していって、最後はとてもチャーミングなラブストーリーになっています。結構ジェットコースターな映画になっているんじゃないかと思います。先入観なく身をゆだねて楽しんでいただけたらなと。」と笑顔で締めくくり、和やかな雰囲気の中、舞台挨拶は終了しました。



ひるね姫~知らないワタシの物語~

夢をみるのには、理由がある

STORY
2020年夏 東京オリンピックの3日前、私の家族に事件が起きた。
岡山県倉敷市で父親と二人暮らしをしている森川ココネ。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女は、ついつい居眠りばかり。そんな彼女は最近、不思議なことに同じ夢ばかり見るようになる。
進路のこと、友達のこと、家族のこと…考えなければいけないことがたくさんある彼女は寝てばかりもいられない。無口で無愛想なココネの父親は、そんな彼女の様子を知ってか知らずか、自動車の改造にばかり明け暮れている。
2020年、東京オリンピックの3日前。突然父親が警察に逮捕され東京に連行される。どうしようもない父親ではあるが、そこまでの悪事を働いたとはどうしても思えない。ココネは次々と浮かび上がる謎を解決しようと、おさななじみの大学生モリオを連れて東京に向かう決意をする。その途上、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、事態を解決する鍵があることに気づく。
ココネは夢と現実をまたいだ不思議な旅に出る。その大きな冒険の末に見つけた、小さな真実とは…。

原作・脚本・監督:神山健治
キャスト:高畑充希、満島真之介、古田新太、釘宮理恵、前野朋哉、高木渉、清水理沙、高橋英樹、江口洋介ほか
主題歌:「デイ・ドリーム・ビリーバー」森川ココネ(ワーナーミュージック・ジャパン)
音楽:下村陽子
キャラクター原案:森川聡子
作画監督:佐々木敦子、黄瀬和哉
演出:堀元宣、河野利幸
配給:ワーナー・ブラザース映画
URL:映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』サイト
3月18日(土)より大阪ステーションシティシネマ他全国ロードショー