イオンモール株式会社・岡崎社長曰く「日本一のショッピングモール」。その実態は・・・・・・

3月16日（日）にグランドオープンした「イオンモール和歌山」。
イオンモールと210の専門店が入り、敷地面積は関西圏ではりんくう泉南店に次ぐ広さ（155,000平方メートル）となる。
和歌山市内の人向けにプレオープンした14、15日の2日間で、約10万人が施設に来場し、グランドオープン当日約6,600人がオープン前から並ぶという大盛況ぶり。

＜オープン当日の様子＞

早朝（8時くらい）から並ぶ列

ついにオープン。目をキラキラさせた客が続々と入店していく

館内はオープン10分も経たないうちに人で溢れた

それもそのはず、イオンモール和歌山は和歌山県では初めてのイオンモール。
イオンモール株式会社の代表取締役社長を務める岡崎双一氏曰く「店ぞろえ、デザインもよい。とびきりいいものができたと思っている。クオリティは日本一ではないかと」とのこと。
その言葉通り、主要な海外ファストファッションブランドが一堂に会する売り場となっており、オープン当日は長蛇の列ができていた。
また、コンサートなどがあるゾーン、センタールーフエリアにあるアウターモール、子供服ブランドが集まるキッズモールなど、ただ売るだけではなく提案をする売り場が建物全体でなされている。
屋上階には、メルセデスベンツ、BMW、ネッツトヨタ、スズキなどのオートブランドの車が展示される「オートモール」がある。
普段なら入らない、見ないメーカーの車も気軽に見ることができるので多くの人が新車を見学していた。
メルセデスベンツのエリアにはカフェも併設され、ゆったりと商談することも可能だ。
歩けばそこに新たなライフスタイルの発見がある、そんな施設が「イオンモール和歌山」である。

＜オープンニングセレモニーの様子＞

和歌山のプロバスケットボールチーム「和歌山トライアンズ」のチアリーディングチームによるパフォーマンス

世界でも活躍するダンスパフォーマンス集団によるダンスの披露

テープカットを前にした岡崎双一社長による挨拶。「日本一のショッピングモールかなと思っている」と発言

また、災害時物資供給に関し和歌山市と提携を行い、大地震や津波などの災害が合った際の地域への貢献も行うという。
紀ノ国和歌山WAONを発行し、使用された電子マネーの一部は子育て支援などに使われていくという。
地域を大切にするイオンモールならではの取り組みだ。

和歌山県は牛肉の消費量が多いというリサーチ結果を元に、他のイオンモールでは見かけないお肉の量り売りも行う。

近くに建つ、イオンモールりんくう泉南とは、ショッピングモール自体の造りが違うことや入居テナントの違い、近隣に住む人たちの属性も違うこともあり、住み分けが可能とイオンモールを運営するイオンリテール側は見ている。
しかし、オープン後10年が経つりんくう泉南にも今後はテコ入れが必要との認識も明らかにした。

イオンモール和歌山オープン前にオープンした、イオンモール幕張オープン時、できばえを聞かれた岡崎社長は「30点」と答えていた。
今回も同じ質問をされ答えたのが「70点」という高得点。
イオンモールをあげての期待感がうかがえる答えだった。

年間20店舗ほどをここ数年オープンし続けているイオンモールの躍進はまだまだ止まりそうにない。

施設概要

イオンモール和歌山
和歌山県和歌山市中字楠谷573番地
073-452-8811
http://wakayama-aeonmall.com
営業時間
１F・２F・３F　イオンモール専門店街・フードコート　9時～22時
１F　レストランストリート　10時～23時※レストラン街の開店時間、オーダーストップは店舗により異なります。
２F　イオンシネマ　9時～24時※シーズンによって変更の場合あり。
１F　イオン和歌山店　9時～23時
２F・３F　イオン和歌山店　9時～22時
RF　オートモール　9時～20時