【舞台挨拶『関ヶ原』 】「ひらパー兄さんこと、石田三成役を演じさせていただきました岡田准一です!」

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©2017「関ヶ原」製作委員会
8月15日(火)大阪・TOHOシネマズ梅田にて、舞台挨拶を行いました。

満席となり熱気に包まれた会場の中、岡田准一さん、平岳大さん、原田眞人監督が登壇すると大歓声が沸きあがりました。

岡田准一さんから「みなさんこんばんは。ひらパー兄さんこと、石田三成役を演じさせていただきました岡田准一です!ほんとに今のこの時代に監督が25年間構想して実現できたという作品に、枚方から出てきた僕が主演をさせていいただけるということは、歴史好きな少年だった僕にとっては非常に嬉しく思っている作品です。そしてみなさんの前でこうして見ていただけること本当に嬉しく思っております。今日はよろしくお願いします!」というとあたたかな歓声が沸き起こりました。
続けて平岳大さんから「こんばんは。島左近役を演じさせていただきました、平岳大です。ちょうど去年の今頃猛暑の中撮影が開始されまして、ようやく完成し、やっとみなさんのお目にかかれることが、こうしてここに立っていられることが感無量です。今日はよろしくお願いいたします!」とご挨拶し、最後に原田眞人監督から「こんばんは。歴史的には西が負けましたけども、興行的には西は勝てます!まず大阪出身の岡田さん、それから司馬遼太郎先生も大阪ですから西は勝たなきゃいけないですよね!頑張ってください!よろしくお願いします。」とご挨拶すると笑いと拍手に包まれました。

MCより「岡田さん、大阪へおかえりなさい!大阪はいかがですか?」といわれると岡田さんは「やっぱり地元ですし、こういう仕事をしていると大阪から出てきているということを大事にしていますし、こうして大阪の舞台で見ていただけることを嬉しく思いますし、優しく見守っていてくれている気がします(笑)」と答えました。

その後、『関ケ原』の原作者でもある司馬遼太郎は大阪にゆかりがあるということで、東大阪市にある司馬遼太郎記念館の館長上村洋行(うえむらようこう)氏が登壇。映画化の話があったときどのように思われたか聞かれると「原田監督の映画作品はいくつか見ましたが、群像を表現される力量に関心をしておりまして、『関ヶ原』も監督がおやりになるならと二つ返事でした。その後も期待をし、完成を待っておりました。」と答えました。

また、今『関ヶ原』を映画化する意義について問われると「後の江戸期の階級は、関ヶ原の戦いの勝った負けたで決められたとも言われており、日本中を巻き込んだこの戦いが今の時代をもう一度展望する機会になればこの映画は大変意義があると思います。」と述べました。

岡田さんが演じた石田三成について「小説の中の三成像を見事に演じきってくださいました。岡田さんは身のこなし、馬の扱い方も群を抜いているので、ほんとに自然な武将が動いているようでした。」と述べると岡田さんは「ありがとうございます。司馬先生の小説を中学生の時に初めて読んで歴史好きになったと言っても過言ではないので、館長がそのように言ってくださって嬉しいです。」と答えました。
平岳大さんが演じた島左近については「とにかくかっこいいです!司馬遼太郎も「武士の典型は島左近だ」と言ったことが伝わるぐらいかっこいい武将なのですが、そのイメージ通りそのままスクリーンに出てきて魅了されました。」と述べると、平さんは「ありがとうございます。本当に試行錯誤しながらつくった島左近なのでありがとうございます。」と答えました。

そして最後に岡田さんから「何度見ても楽しめる映画になっていると思いますし、原田監督の演出で『関ヶ原』を体験する映画にもなっております。そして色んな感情を味わっていただけるように心がけて人間ぽさを見えるように演じてきました。その生々しい関ヶ原を体験していただいて、何度でも劇場に足を運んでいただいて、色んな目線で見ていただけたらと思います。」と最後の挨拶し、舞台挨拶は無事終了しました。

『関ヶ原』2017年8月26日(土)公開

STORY
関ヶ原の戦い――それは、戦乱の世に終止符を打ち、後の日本のありようを決定づけた。豊臣家への忠義から立ちあがる石田三成(岡田准一)と、天下取りの野望を抱く徳川家康(役所広司)。三成と家康は、いかにして世紀の合戦に向かうのか?そして、命を懸けて三成を守る忍び・初芽(有村架純)との、密やかな“恋”の行方は・・・・・。権謀渦巻く中、「愛」と「正義」を貫き通した“純粋すぎる武将”三成の戦いが今、幕を開ける!!

STAFF&CAST
監督・脚本:原田眞人
原作:司馬遼太郎「関ケ原」(新潮文庫刊)
出演:岡田准一 有村架純/役所広司
配給:東宝=アスミック・エース
URL:映画『関ヶ原』公式サイト
8月26日(土)TOHOシネマズ梅田ほか全国ロードショー