約2,000人のファンが、あべのキューズモールで熱狂! 東出昌大、豊島圭介監督が大阪を笑いで包む!

関西のご当地ヒーローも駆けつけ、ヘタレヒーローとの共演が実現!
『ヒーローマニア-生活-』公開直前トークショー

②左から、イヌナキン、地球
人気漫画家・福満しげゆきの代表作「生活【完全版】」を、『ソフトボーイ』、『森山中教習所』といった独特の世界観を構築し幅広いファンを獲得している豊島圭介監督が実写映画化!映画『ヒーローマニア-生活-』が全国公開中です。
このたび、公開前日の5月6日(金)、本作がコメディ初挑戦、ダメダメなフリーター中津役を演じた、東出昌大さん、そして豊島圭介監督が登壇する“公開直前トークショー”を、大阪、「あべのハルカス」のふもとにある、あべのキューズモールにて実施致しました。
イベントには、約2,000人のファンが詰めかけ、関西らしい、熱気のあるイベントとなりました。

日程 5月6日(金)17時30分~ 場所 大阪 あべのキューズモール3F スカイコート 
登壇 東出昌大、豊島圭介監督 (敬称略)

映画『ヒーローマニア-生活-』の公開を翌日に控えた5月6日(金)、西日本で一番高いビル「あべのハルカス」のふもとにある、「あべのキューズモール」にて、『ヒーローマニア-生活-』公開直前トークショーが行われた。
③左から、豊島監督、東出さ
当日は、あいにくの雨にもかかわらず、多くの人々が詰めかけ、約2,000人が集まった。
MCの合図に合わせ、東出昌大、豊島圭介監督が登場すると、会場には割れんばかりの黄色い歓声が起こった。さらに、東出が、「今日雨降ってるけど、大丈夫ですか?」と観客への気遣いを見せると、より大きな歓声が起こる。この様子に驚いた豊島監督が、「まるでアイドルイベントみたい!」と声を上げると、東出も「踊っちゃいますか?(笑)」と軽妙な掛け合いを披露。笑いに厳しい関西人の爆笑を誘い、早々にファンたちの心をがっちりと掴んでいた。
東出が演じたヘタレフリーターである中津にかけ、普段の二人のヘタレなところを聞かれると、豊島監督は、「この間、映画を観に行ったときに、目の前に座る中学生が携帯をいじり始めたから、頑張って注意したんだけど、その後、待ち伏せされておやじ狩りみたいなことされたらどうしよう…と思って、映画に集中できなくなってしまいました。」とヘタレエピソードを披露。一方、東出は、「休日の前に、明日はせっかくの休みだからちゃんと朝から色々しよう!と思っても、昼過ぎまで寝ちゃうんです。計画性がないんです…。」と明かし、さらに、「10代で大学生だった頃は、授業に出ないで遊びに行ってて、悪いことしてるという罪悪感は感じてても、変えられない時期がありました。そういう面では、中津に共感できる部分もありました。」と話した。
撮影現場での東出の様子を聞かれた豊島監督は、「東出君は、主演と言うこともあって、現場ではすごく“座長感”があった。自分の出番以外でも、いつも現場にいて、撮影を観ていました。まったくヘタレではなかったです。」と絶賛。そして、そんな東出は、「映画でもドラマでも、重い作品の現場では重い空気にもなるが、ヒーローマニアの現場は、コメディを撮っているということもあって、撮ってるカメラマンさんはニヤニヤしていて、モニターを観ている監督もニヤニヤしていて、そして、役者も監督にニヤニヤしてもらおうと思って演じていたので、とても幸せな1ヶ月でした。」と撮影現場を振り返った。さらに、「窪田君や小松菜奈ちゃんとか、みんな代わりばんこに自分でコンビニにアイスを買いに行って差し入れしたりとか、和気あいあいとした、なかなか珍しい現場でした。そしてその空気が作品にも生きていると思います。」と本作の出来に自信を見せた。
また、東出は「(本作を)ご覧になった方っていますか?」と観客に聞くと、先日東京で行われた、完成ヒーロー試写会に訪れたファンが手を挙げた。すると東出は、「どうでしたか?」と、マイクを差し出して直接質問。めったにないシチュエーションに会場には歓声が起こる中、そのファンが「たのしかった!」と答えると、「観た後に楽しかったって言ってもらえて、そこには自信があります。なんか…、すごい変な映画ですよね(笑)」と笑いつつも満足げに話していた。 そんな東出について、豊島監督は「前に一緒に仕事した時から、(東出は)普段はどこか天然な感じがあって、そんな一面をいつか映画で撮影したいなと思っていて、この役をオファーしたんです。」と東出の意外な一面を明かしていた。
 また、本作の魅力の一つであるアクションシーンでの苦労に聞かれると、東出からは意外なエピソードが。「監督から、情けない走り方をしてほしいと言われ、情けない走りを練習しました。」と話すと、監督のフリがあったこともあり、「恥ずかしい!!」と話しながらも、ステージ上で“情けない走り”を披露、今日一番の大爆笑が起こった。それに関して豊島監督は、「走るシーンで、急にゆっくり走り出して、最初意味がわからなくて、今の何??って聞いたら、監督がやれって言ったじゃんって。お願いしたのに忘れてました。初めに見たときは『東出くんがおかしくなった』と思いましたね(笑)」と、撮影当時のことを思い出しながら、楽しげに話していた。
①左から、イヌナキン、地球
 イベントの終盤には、本作のタイトルにかけて、関西のご当地ヒーロー(大阪「地球戦士ゼロス」、大阪泉佐野市「イヌナキン」、京都「フドウリキ」、滋賀「忍ジャガー」)が応援に訪れた。好みのキャラを聞かれると、東出は「顔がかわいいから忍ジャガー」、豊島監督は、「イヌナキンにしようと思ったけど、アピールがすごくて嫌なので、かっこいいゼロスで。(笑)」とそれぞれ好みのご当地ヒーローを選んでいた。
 フォトセッションの際には、雨天にもかかわらず足を運んでくれたファンへの感謝の気持ちを込め、観客の写真撮影が急きょOKとなり、観客は、歓声と共に、一斉に携帯を構えるシーンも。そして最後に、東出は「本当に、本当にありがとうございました。この作品は、本当に明るい気持ちになれる映画だと思っています。笑いの聖地・大阪の人の前でコメディと言うのも怖いですが、映画館でゲラゲラ笑っていい気持ちになって帰って下さい!」と挨拶し、イベントは終了した。