4月16日(土)公開『さざなみ』大女優・シャーロット・ランプリングの新たな代表作の誕生!

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©The Bureau Film Company Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2014
© Agatha A. Nitecka

『さざなみ』 4月16日(土)公開

INTRODUCTION
夫は過去の想いに酔いしれ、妻の心は感情の揺さぶりにより、さいなまれてゆく――。
主演は映画界を代表する女優シャーロット・ランプリング。彼女の澄明な成熟の域に達した本作での演技は映画界を驚かせ、70歳となる今年、2015年ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞したのをスタートに、数々の映画賞を受賞、女優としての最高の時期を迎えている。時にはつつましいほどに優美な表情を見せるかと思えば、時には理不尽で激越な嫉妬の感情を発露させ、引きつった貌を晒すことも辞さない無限のニュアンスに富んだ感情表現の極み。まさにランプリングの新たな代表作が誕生しました。

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©The Bureau Film Company Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2014
© Agatha A. Nitecka

STORY
夫に届いたある一通の手紙。明かされた真実と夫の一言が、
彼女の心を波打たせ、それが止むことはなかった――。

土曜日に結婚45周年の記念パーティを控えるジェフとケイト。しかし月曜日にある手紙が届いたことで、彼らの土曜日までの6日間は、45年の関係を大きく揺るがしていく。山岳事故で死んでしまったかつての夫の恋人のゆるぎない存在が、突如として夫婦の関係に入りこんできたとき、夫は過去の恋愛の記憶を日毎に蘇生させ、妻は存在しない女への嫉妬心を夜毎重ねていく。それはやがて夫へのぬぐいきれない不信感へと肥大していくのだった…。

夫婦が重ねた45年とはいったい何だったのか?長い年月は互いの不信や嫉妬の感情を乗り超えることはできないのか?男女の結婚観、あるいは恋愛観の埋められない溝と決定的な違いを描いた、心揺さぶる夫婦の愛のすがた。夫婦の関係を通し、普遍的な男女の“愛”、“恋愛と結婚の違い”を突きつけてくる傑作が誕生しました。

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©The Bureau Film Company Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2014
© Agatha A. Nitecka

STAFF&CAST
監督:アンドリュー・ヘイ
原作:デヴィッド・コンスタンティン(「In Another Country」)
出演:シャーロット・ランプリング、トム・コートネイ
配給:彩プロ
URL:映画『さざなみ』サイト
4月16日(土)よりテアトル梅田、シネマート心斎橋、5月7日(土)より京都シネマ
5月14日(土)よりシネ・リーブル神戸 にて公開