7月22日(土)公開『パリ・オペラ座~夢を継ぐ者たち~』過去から未来へ――永遠に続くエトワールの輝き

メイン:オニール&ジョシュア s
©DelangeProduction 2016

『パリ・オペラ座~夢を継ぐ者たち~』7月22日(土)公開

INTRODUCTION
指導者たちがトップダンサーへと引き継ぐ
豊かなインスピレーションと秘めたる想いが今、明かされる!

フランス国王ルイ14世によって創設された由緒正しきバレエ団、パリ・オペラ座。356年という途方もない年月にわたって、世界中から愛され続けているバレエの殿堂だ。果たして、その伝統のバトンは、どうやって渡されてきたのか?高度なテクニックを伝授するのはもちろんだが、それだけでは観衆に夢や幸福までは与えられない。
  『ロパートキナ 孤高の白鳥』などバレエ・ドキュメンタリーに人生を捧げるマレーネ・イヨネスコ監督が、激しい競争を勝ち進んできたバレエ・エリートたちのトップに君臨するエトワールの過酷なまでの練習風景や、ドラマティックなクリエイションの舞台裏を追いかけると共に、伝統を受け継ぎ、次に伝えていく者たちの真実に迫る!

サブ1:マチュー
燦然と輝く華麗なるバレエの歴史は、彼らと共に――
 “夢を継ぐ者たち”の中心に立つのは、2013年にエトワールを退いたアニエス・ルテステュ。“ニジンスキーの再来”と称えられたルドルフ・ヌレエフから直接指導を受けた最後の世代で、彼の教えを注目のエトワールのアマンディーヌ・アルビッソンや、プルミエール・ダンスーズのオニール八菜に託そうとする姿が映し出される。
 さらに、人気絶頂のエトワール、マチュー・ガニオのダンサーという職業に対する本音、彼が出演したマリインスキー劇場の「ジゼル」の舞台も披露される。ウリヤーナ・ロパートキナのストイックなリハーサル風景、コンテンポラリー・ダンスの最先端を走る振付家ウィリアム・フォーサイス、前芸術監督でナタリー・ポートマンの夫のバンジャマン・ミルピエも登場する。
 恐れを知らない革新の積み重ねこそが伝統を維持すると教えてくれる、発見と感動のドキュメンタリー!

パリ・オペラ座バレエ団とは?

パリ・オペラ座(ガルニエ宮とオペラ・バスティーユ)を拠点とし、オペラ・バレエ公演を使命とする国の「商工業的性格の公共機関」として文化省の管轄化にある世界最高峰のバレエ団。所属するダンサーには階級があり、下記の5階級に分かれている。
・エトワール:主役のトップダンサー。「星」を意味する
・プルミエ・ダンスール(男性)/プルミエ・ダンスーズ(女性):準主役級のダンサー
・スジェ:名前がつくような主要な役を踊るダンサー
・コリフェ:群舞の中の主役
・カドリーユ:群舞

◆映画に出てくる演目
・ジュール・ペロー「ジゼル」
・ウェイン・マクレガー「ジュニュス」
・ユーリー・グリゴローヴィチ「愛の伝説」
・ウィリアム・フォーサイズ「パ/パーツ」
・ルドルフ・ヌレエフ「ラ・バヤデール」
・イリ・キリアン「輝夜姫」

STAFF&CAST
監督:マレーネ・イヨネスコ(『ロパートキナ 孤高の白鳥』)
出演:マチュー・ガニオ、アニエス・ルテステュ、ウリヤーナ・ロパートキナ、オニール八菜、バンジャマン・ペッシュ、ウィリアム・フォーサイス
配給:ショウゲート
URL:映画『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』公式サイト
7月22日(土)よりシネ・リーブル梅田、
9月京都シネマ、7月29日(土)よりシネ・リーブル神戸ほか全国順次ロードショー