1万2000年前のロシア極東の岩画面から神話の世界へ・・・
雪の中から浮かび上がるヘラジカ(国立民族学博物館)
国立民族学博物館では、企画展「岩に刻まれた古代美術 アムール河の少数民族の聖地シカチ・アリャン」を5月21日(木)より開催いたします。
本展では、ロシア連邦ハバロフスク地方に暮らす先住民族ナナイの村落であるシカチ・アリャン村に現存する岩面画(がんめんが)について、拓本と写真を使って紹介します。さらに、ナナイの人々が岩面画と自分たちの文化とをどのように結びつけてきたのかを、村の伝承と民族資料から考えます。
ロシア極東の先住民の伝統と現代の姿を少しでも知る機会にして下さい。
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本展の見どころ!!
・現地で見ることができる全ての岩面画を世界初公開!
シカチ・アリャン村で現在見ることができる全ての岩面画(人面、マスク、動物や鳥、船に乗る人々など)を拓本と写真を通して紹介します。これらが一斉に展示されるのは世界で初めてとなります。
シカチ・アリャン村で現在見ることができる全ての岩面画(人面、マスク、動物や鳥、船に乗る人々など)を拓本と写真を通して紹介します。これらが一斉に展示されるのは世界で初めてとなります。
・知られざるロシア極東の村に住む少数民族ナナイの生活文化を紹介!
少数民族ナナイの人々は、漁業や狩猟、あるいは精霊信仰などの伝統的な生活様式の一部を保持し、伝統的な文様をいかした衣装や工芸品の製作を続けてきました。展示では、漁業に関する文化、服飾文化、白樺樹皮文化そしてシャマニズムを中心とした精神世界を紹介します。
少数民族ナナイの人々は、漁業や狩猟、あるいは精霊信仰などの伝統的な生活様式の一部を保持し、伝統的な文様をいかした衣装や工芸品の製作を続けてきました。展示では、漁業に関する文化、服飾文化、白樺樹皮文化そしてシャマニズムを中心とした精神世界を紹介します。
企画展「岩に刻まれた古代美術 アムール河の少数民族の聖地シカチ・アリャン」
会期:5月21日(木)~7月21日(火) 水曜休館(6月21日 無料観覧日)
会場:国立民族博物館(大阪府吹田市千里万博公園10-1)企画展示場
開館時間:10:00~17:00
観覧料:一般420円 高校・大学生250円 小・中学生110円
企画展「岩に刻まれた古代美術 アムール河の少数民族の聖地シカチ・アリャン」HP