【女性のためのビアガーデン登場】天空のガーデンテラス【ラ・フェット ひらまつ】

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地上200メートルの吹き抜け空間で楽しむビアテラス

フェスティバルタワー最上階にガーデンテラスが期間限定オープン!!

梅田と肥後橋の間、フェスティバルホールが入るフェスティバルタワーの最上階37階(地上200m!!)に、7月15日にオープンする「天空のガーデンテラス」に一足先に行ってみた。
フェスティバルタワー37階にあるのは、フレンチレストラン「ラ・フェット ひらまつ」です。
「ラ・フェット ひらまつ」といえば、東京や札幌、名古屋、金沢などに店舗展開しているレストラングループだ。
大阪市内では、ハービスPLAZA ENTに「リストランテ ル・ミディ ひらまつ」、そしてフェスティバルタワーに「ラ・フェット ひらまつ」がある。
「モダン・クラシック」をコンセプトに、フランス料理とイタリア料理の技術と感性を融合した料理を提供している。

天空のガーデンテラスは、星空のもとで夏の喉を潤すことができる……という一見ごく普通のビアガーデンだが、そこは一味も二味もリュクスなものになっている。

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天空のガーデンテラスのコンセプトを説明する長谷川幸太郎シェフ

「ラ・フェット ひらまつ」総料理長 長谷川幸太郎氏いわく、このガーデンテラスは「2年越しの構想のもとに実現した」とのことで、シェフはじめスタッフ全員がこの日を楽しみにしていたことが伝わってきた。
また、パリでシェフ修行を積んだ長谷川氏にとって、フランスの夏といえばテラスであるという思いが強く、自然の空気を吸いながら料理と歓談を楽しめる空間づくりに対する並々ならぬ熱意があったのだそう。
ガーデンテラスの会場は、「ラ・フェッテ ひらまつ」よりもスマートカジュアル的な雰囲気になっており、価格も料理・飲み物・サービス料・消費税込み込みでのポッキリ価格を実現。
大阪市内ではまだ台数が限られている「アサヒスーパードライ エクストラコールド」「フリージングハイボール」をはじめとした飲み物が準備されているが、それでも長谷川シェフが楽しんでもらいたいのは「料理×ワイン」というマリアージュ。

一般的にビアガーデンといえば、夏の空の下、働くサラリーマンやOLさんたちがお金を気にせず飲み食いができるという期間限定イベントだ。だから多くの場合、料理よりは飲み物に重きが置かれ、料理といえば手っ取り早くお腹に溜まるメニューが多くなってくる。
行ったことがある人ならば、揚げ物や炭水化物が多い……といえば納得していただけるだろうか。

しかし、天空のガーデンテラスでは本格フランス料理のフルコースと飲み物を楽しむことができる。
これは、今までに体験したことのない新感覚ビアガーデンだ。

前菜
三種のチーズを使った贅沢なグージェール
グリッシーニ フレッシュチーズのディップ
まずは前菜。
軽い口当たりで、これからの食事に向けて胃が動き出すのが分かる。
温菜
本日の野菜のタルト・冷製ラタトゥイユ
サラダ
地物野菜を使ったシェフ特製本日のサラダ

続いてサラダ、温菜、冷菜が登場。
フレンチと聞いているよりもあっさりとした味付けで、飲み物・料理ともに楽しめる。
女性でも軽く食べられるのが嬉しい。
ちなみに、個人的ヒットは「本日の野菜のタルト」。ホワイトソースとチーズの風味が程よく、口どけも文句なしだった。
許されるなら、あと1個食べたかった……

メイン 2足歩行
メイン 4足歩行
メイン ソース

メインは、シェフ厳選素材の炭火焼だ。
鴨肉、鶏肉、牛肉、豚肉の4種類の肉料理が「すべて」味わえる。
メインが4種類、というお得感も女性にはたまらない。
しかもただ単な炭火焼ではなく、それに塩・胡椒・バジルソース・卵黄と白ワインのソースという4種の味付けをお好みで足すことができる。
どちらも肉料理にぴったりで、いいアクセントを生み出す。
卵黄と白ワインのソースは、ふわふわとしたソースで一押しだ。
これにオーブンで焼いたホクホクのジャガイモが一緒に提供される。
コースにじゃがいも!?とちょっとした衝撃があるが、長谷川シェフ曰く「僕がジャガイモ好きで、ワインとよく合うんです」とのこと。
たしかに、ほくほくとしたジャガイモは美味しく、丸ごと一つでも気にならず平らげることができた。
じゃがいも(炭水化物)には、続く肉類の味を緩和する作用もあるようで、メインをより美味しく最後まで味わえるように、との配慮もあるのだ。
ちなみに、肉の種類は仕入れなどにより変わることがある。
たとえば、いい鹿肉を仕入れることができれば豚肉のかわりに鹿肉になる、などだ。
ここのメインでかなりの満足度が約束される。

デザート
お腹が満たされた気持ちで迎えるのが、デザート。
デザート3種の盛り合わせで、心も満たされる最後を迎えるのだ。

このデザートを食べる時間になると、外もそろそろ暗くなってきて大阪市のオフィス街+阪神高速を望む夜景を楽しむことができる。
目線の先には、日本一高い高層ビル「あべのハルカス」も見ることができる。
この夜景を見て、ワインを傾ける。
そのシチュエーションに女性のお腹も心も満たされ、明日への活力をチャージすることができるのだ。

仲間内と楽しいお酒もいいけれど、心から満足できるビアガーデンとして「天空のガーデンテラス」という選択もお勧めしたい。
女性同士でも、カップル・夫婦でも、じっくり話したい相手と訪れたい夏限定の特別な場所が大阪に誕生する。

長谷川 幸太郎氏プロフィール

シェフ
プロフィール
1973年生まれ
経歴
1989年
「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ」パティシエとして入社
1993年
「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ」メインダイニング・ザ・サミットにてフランス料理の道に入る
1999年 渡仏
ジャルダン・デ・ランパール(1ツ星)、レ・ボード・プロヴァンス(2ツ星)、ウストー・ド・ボーマニエール、ジャック・マクシマン(2ツ星)、
シャドー・ダ・ドーメニール(1ツ星)、リシャール・クータンソー(2ツ星)、ル・ジャルダン・デ・サンス(3ツ星)
2002年
帰国後 丸の内「サンス・エ・サヴール」副料理長 就任
2003年
「サンス・エ・サヴール」料理長 就任
2007年1月
第11回ボキューズ・ドール国際料理コンクール出場、6位入賞及びアイデンティティー賞を受賞。
2012年12月
大阪「ラ・フェット ひらまつ」総料理長 就任

開催概要

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名称:天空のガーデンテラス
期間:2015年7月15日(水)~8月31日(月) 17:30~20:30受付最終
場所:中之島フェスティバルタワー37階 南ガーデンテラス
ご予約/お問い合わせ:「ラ・フェット ひらまつ」TEL.06-6233-1139
料金:お一人様 10,000円(料理・飲み物・税金・サービス料金全て含む)
定員:100名
ラ・フェット ひらまつ 公式WEBサイト