【舞台挨拶】映画『レインツリーの国』

主演:玉森裕太(Kis-My-Ft2) × 西内まりや
有川 浩の累計100万部を超える恋愛小説、ついに映画化!
今年最高に“心ときめく”感動のラブストーリー

『レインツリーの国』舞台挨拶オフィシャル
(C)2015「レインツリーの国」製作委員会

「図書館戦争」シリーズ、「阪急電車」など映像化が相次ぐ大人気作家・有川 浩の累計100万部を超えるロングセラー恋愛小説「レインツリーの国」が待望の映画化、いよいよ11月21日(土)より全国にて公開いたします。
本作は、「図書館戦争」シリーズ第2弾(「図書館内乱」角川文庫刊)に登場する架空の小説を実際に著者が作品化したものです。

主人公・伸(しん)こと向坂伸行を演じるのは、今最も活躍が目覚ましいグループKis-My-Ft2の演技派・玉森裕太。『ATARU』「信長のシェフ」などの映画やドラマで着実にキャリアを重ね、満を持して初の映画主演に挑みます。
感音性難聴になってから、長い髪で補聴器を隠し、自分の殻に閉じこもって生きてきたヒロイン・ひとみこと人見利香には、モデル・歌手・女優と幅広く活躍し、実写映画は初出演となる西内まりや。
『阪急電車 片道15分の奇跡』(11)、「銭の戦争」(15)の三宅喜重監督がメガホンをとり、つんく♂氏が書き下ろした珠玉のバラードをKis-My-Ft2が歌う主題歌「最後もやっぱり君」が感動を彩ります。

本作で関西弁の役柄を演じた玉森裕太の苦労話、役柄のために髪を切った西内まりやの心境、また、大阪ならではの撮影秘話などで盛り上がりました。

<玉森裕太さんのコメント>
自分自身初の映画主演ということで、不安とか緊張とか関西弁とかたくさん高い壁がありましたが、こうやって皆さんに観てもらえて何よりうれしいです。
大阪での撮影は、時間にして2,3日しかなかったんですけど、関西の方はすごいフランクに絡んできてもらえて嬉しかったです。本番中に、「だれ撮ってるんや?」って大きい声で言われるし、そういう関西のノリというのはすごく感じました。名前を“玉ちゃん”と呼ばれることが多いのですけど、関西の方はイントネーション違うんですよね、それが新鮮な感じがしました。
関西弁はめっちゃ難しかったですね。25年間ずっと標準語だったので、関西弁指導の方と、監督も関西出身の方なので、撮影に入る前から練習はさせてもらっていました。本番では、ちょっとでも違ったら最初からやり直しで、徹底的な関西弁を叩きこまれました。
関西弁で、「めっちゃ好きやねん」というのを超全力の甘えた感じで言われてみたいです。(観客から言われて…)関西弁、なんかいいっすねー、ずっと聞いていられるなと思いますね。
この映画を通して、本当に人として学べるところがたくさんあったので、この心温まるラブストーリー、たくさんの方に観ていただきたいと思います。

<西内まりやさんのコメント>
今回この映画を通して言葉の大切さとか、人と人の真っ直ぐ思いやる気持ちとか、家族愛とか、本当に得ることがたくさんありました。みなさんも何か感じていただけたら嬉しいです。感音性難聴という難しい役だったので、細かな演技もすごく求めれていて、伝わっていたら嬉しいなという想いばかりです。
関西弁だとより男らしさというか、心にぐっとくるなというものがありました。この作品の中では、「髪切ってみぃひん?」と伸に言われるところが印象的で、ちょっとドキっとしました。
実際に去年、この映画のために髪を30センチ切って、私自身も一歩踏み出せる、自分自身と向き合える、いいきっかけになるなと思ったので、一歩踏み出したい方は髪を切ってみるのは本当にいいと思います。この1年間、自分とすごく向き合えた時間が多かった気がします。
(印象に残ったシーン…)最後のクライマックスのツリーの前のシーンは本当に寒かったんですが、玉森さんがチワワみたいに震えてたんですよ。私はけっこう平気だったんですけど(笑)
この作品はメールを通じて出会って、メールのシーンもすごく多かったと思うんです。今の時代らしい画も多かったんですが、だからこそ、今なくなっている、言葉ひとつひとつを大切に贈っているという映画のなかでのメッセージを、是非心に残していただいて、明日からちょっと変わってもらえたら、感じてもらえたら嬉しいと思います。

<三宅喜重監督のコメント>
僕自身が大阪出身ということもあって、大阪の皆様に観ていただけるのがとてもうれしいと思っています。関西弁は、大阪の人間ってちょっとニュアンスが違うと嫌じゃないですか、だからけっこう関西弁については厳しくやっていました。
(印象に残っているシーン…)個人的に好きなのは、電車のなかの玉森君が、壁ドンして嫌がられるシーンがあって、テストを何回しても上手い事いかなくて、本番の時に後ろのエキストラの人に玉森くんを無理に押してもらいました。あのムッっとしている顔は本当にムっとしているんですよね(笑)
今まで出会った、大阪弁史上いちばん素敵なラブストーリーになっていると思います。若い方も、歳をとられている方も楽しめる映画になっていると思いますので、また是非見に来てください。

それでも好きと伝えたかった――
今年最高に心ときめく感動のラブストーリー

STORY
きっかけは伸行が高校時代に好きだった「忘れられない本」。そこから「レインツリーの国」というブログの管理人であるひとみとメールで繋がり、彼女に惹かれていく。「直接会いたい」という伸行。「会えない」というひとみ。頑なに会うことを拒む彼女には、言い出せない「秘密」があった…。想い合うあまり、恋に傷つき迷う2人。本当の〝障害″を乗り越えたとき、現実の世界に2人の「レインツリーの国=ときめきの国」を見つけることができるのかー。
『レインツリーの国』 サブ3 s
©2015「レインツリーの国」製作委員会

STAFF&CAST
■出演 :玉森裕太(Kis-My-Ft2)、西内まりや、森カンナ、阿部丈二、
    山崎樹範、片岡愛之助(特別出演)、矢島健一、麻生祐未、大杉 漣、高畑淳子
■原作 :有川 浩『レインツリーの国』(角川文庫刊) 
■監督 :三宅喜重『阪急電車 片道15分の奇跡』『県庁おもてなし課』  
■脚本 :渡辺千穂   
■音楽 :菅野祐悟
■主題歌:Kis-My-Ft2「最後もやっぱり君」(avex trax) 
2015/日本/108分/配給:ショウゲート
『レインツリーの国』公式HP
TOHOシネマズ梅田、大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ二条、T・ジョイ京都、OSシネマズミント神戸他11月21日(土)より全国ロードショー