10月29日(土)公開『人間の値打ち』人間の真の価値とは何かを問うラグジュアリー・サスペンス

人間の値打ちメインs
© 2013 Indiana Production Company Srl / Manny Films

『人間の値打ち』10月29日(土)公開

INTRODUCTION
北イタリア・湖水地方にそびえ立つ美しい邸宅を舞台に、人びとの交錯する欲望の行方を描くラグジュアリー・サスペンス。細部まで練られた脚本と緻密な構成、一瞬たりとも目が離せないスリリングな展開、そして題名の真の意味が明らかになる衝撃的なラスト――。イタリア・アカデミー賞で、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』など強豪を制して作品賞、脚本賞など主要7冠に輝いたほか世界各国で称賛を浴びた傑作がついにその全貌を明かす。

サブ02
© 2013 Indiana Production Company Srl / Manny Films

STORY
町で小さな不動産屋を営むディーノは、娘のセレーナ、後妻である心療内科医のロベルタと共に暮らしている。ある日、富豪のボーイフレンドの家に遊びに出かける娘を送り届けたディーノは、屋敷の主人であるジョヴァンニ・ベルナスキに近づき、ベルナスキが手がける投資ファンドに参加したいとほのめかす。一攫千金をもくろんだディーノは、銀行から70万ユーロもの大金を借り、ファンドに参加する。

ベルナスキ夫人のカルラは、富豪の妻として何不自由ない生活を送っているが、自分の居場所を見出せず空虚な毎日を過ごしていた。ある日、町にある唯一の劇場が老朽化のため取り壊されそうになっているのを知ったカルラは、劇場再建のための出資を夫に依頼し、劇作家や評論家を巻き込んで自ら運営委員会を立ち上げる。

ディーノの娘・セレーナは金持ちの子女が集まる高校に通っている。お金持ちのボーイフレンドはいるが、本当の愛とは何かはまだ知らずにいる彼女は、ある日、継母であるロベルタの勤務先で不思議な少年と出会う。

それから半年後のクリスマスイヴ前夜。ディーノ、カルラ、セレーナ、それぞれの思惑と欲望が、一件のひき逃げ事故をきっかけに紐解かれていく――。

サブ01
© 2013 Indiana Production Company Srl / Manny Films

STAFF&CAST
監督・脚本:パオロ・ヴィルズィ  
原作:スティーヴン・アミドン「Human Capital」
出演:ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ファブリツィオ・ベンティボリオ、マティルデ・ジョリ、ファブリツィオ・ジフーニ、ヴァレリア・ゴリノ、ルイジ・ロ・カーショ
配給:シンカ
URL:映画『人間の値打ち』公式サイト
10月29日(土)テアトル梅田、T・ジョイ京都、12月シネ・リーブル神戸 ほか全国順次公開