9月17日(土)公開『イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優』イングリッド・バーグマン生誕100周年記念ドキュメンタリー作品

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©Mantaray Film AB. All rights reserved.
Photo: The Harry Ransom Center, Austin

『イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優』9月17日(土)公開

INTRODUCTION
オスカーを3度獲得した伝説の女優、イングリッド・バーグマンの真実
「君の瞳に乾杯」の名台詞も有名な『カサブランカ』をはじめ、数々の代表作で知られる大女優イングリッド・バーグマン。7度のアカデミー賞®ノミネート、3度の受賞歴をもつ彼女は、ハリウッド黄金期のなかでも才能と美貌において傑出した存在だった。同時に、幼い子供がありながら夫以外の男性と恋に落ち妊娠した“事件”は、保守的な時代だった1950年にあって一大スキャンダルとなり、非難を浴びた。それでもイングリッドは、毅然と愛に生き、演じることを愛し、生涯現役を貫いた。
本作は2015年の生誕100周年を記念し、娘で女優のイザベラ・ロッセリーニがスティーグ・ビョークマン監督に制作を依頼したことから実現。イザベラを含む4人の実子の協力のもと、膨大なホームムービーや日記、手紙、新たな取材などを取り入れて完成、同年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、喝采を浴びた。

バーグマン サブ2s
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STORY
彼女を輝かせたのは、賞でも名声でもなく「自分らしく生きる」こと。
スウェーデンからやってきたひとりの少女が、天性の魅力と存在感でスキャンダルも忘れさせ、いかに世界的な大女優となったのか…。
これまで表に出ることのなかった、プライベートな映像や日記、手紙、彼女の子どもとのインタビューを通して、死後30年を経ても色褪せない彼女の魅力が明かされる――。
かつてイングリッドと共演したシガニー・ウィーバーやリヴ・ウルマンも登場し、それぞれがイングリッドについて率直に語る。また、ナレーションは、バーグマンと同じスウェーデン出身で、『リリーのすべて』で本年度アカデミー賞®助演女優賞に輝いた、今もっとも旬な女優、アリシア・ヴィキャンデルが担当。

イングリッド・バーグマン
1915年8月29日、スウェーデン・ストックホルム生まれ。王立演劇学校にて学び、映画「Landskamp」(32年/未公開)でエキストラ出演を経て、「ムンクブローの伯爵」(34年)で映画デビュー。主演作「間奏曲」(36年)のリメイク作品「別離」(39年)でハリウッド・デビュー。以後、「カサブランカ」(42年)にて人気を不動のものとし、「ガス燈」(44年)ではアカデミー主演女優賞を受賞。その後、ロベルト・ロッセリーニ監督の作品に出演、ロッセリーニとの関係はアメリカで批判の的になり、活動の場をヨーロッパに移す。その後の風当たりの強さにもくじけず、確たる演技にて「追想」(56年)にて再びアカデミー主演女優賞を受賞。以後も活躍を続け「オリエント急行殺人事件」(74年)にはアカデミー助演女優賞を受賞した。女優のイザベラ・ロッセリーニは娘。1982年8月29日、67歳の誕生日にロンドンにて永眠。

バーグマン サブ1s
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Photo: The Harry Ransom Center, Austin

STAFF&CAST
監督:スティーグ・ビョークマン
プロデューサー:スティナ・ガーデル
撮影:マリン・コルケアサーロ
ボイスオーバー:アリシア・ヴィキャンデル
音楽:マイケル・ナイマン
出演:イザベラ・ロッセリーニ、イングリッド・ロッセリーニ、ロベルト・ロッセリーニ、
   ピア・リンドストローム、フィオレラ・マリアーニ、リブ・ウルマン、
   シガニー・ウィーバー、ジャニーン・ベシンガー
配給:東北新社 STAR CANNEL MOVIES
URL:映画『イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優』公式サイト
9月17日(土)シネ・リーブル梅田、10月1日(土)シネ・リーブル神戸、10月8日 (土)京都シネマにて公開